朝食の重要性について

「朝ごはん」にはこんなに素敵な効果があるのです。大人も子どもも朝食はとっても大事です。

1.朝食により、1日のリズムをつくる。

朝、太陽が昇ると目が覚め、顔を洗い、朝食をとり、出かける。昼になると昼食をとり、1日を終え、夕方帰宅し、夕食をとり、くつろいで寝るという1日の生活のリズム( 日周リズム )があります。大脳の視床下部に生物時計があり、刻々と時を刻んでいるのです。朝食は1日の活動を始める当たり、リズムを作り出すのにぜひとも必要なものです。朝食を抜くと、このリズムが崩れてきます。リズムの崩れはやがて体調の崩れにつながり、健康を損ねてしまうのです。

何といっても、健康が一番。心身の健康は頭の働きを良くし、体の動きも活発にします。1日3食きちんと正しくとることが大切です。

 

2.丈夫な体をつくるために朝食は欠かせない。

成長期にある子供は体が小さくとも、たくさんの栄養素を必要とします。1日の活動のためと体をつくるために必要なのです。朝食を抜き、昼食と夕食をとっても、栄養所要量(1日に必要な栄養素量)を満たすことはできません。3食しっかりとって、初めて必要な栄養素量が充足されるのです。

 

3.朝食は脳のエネルギーを補給する。

脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源にしています。しかも脳はブドウ糖を大量に消費します。不思議なことに、寝ているときも起きているときも脳のブドウ糖の消費量は同じで、その量は1時間当たり5g消費します。夕食でとったブドウ糖は肝臓でグリコーゲンとして蓄えられますが、その量には限界があり、60gしか蓄えられません。すると60/5=12時間ということになり、たった一晩でせっかく蓄えた脳のエネルギーはかなり減った状態になってしまうのです。目が覚めた時には脳のエネルギーは不足しています。そこで朝食により脳のエネルギーであるブドウ糖の補給をする必要が生じてくるのです。

朝食を抜くと、血液中のブドウ糖が不足、いわゆる低血糖の状態に陥っています。これは体にとっては一種のストレス状態なのです。いらいらはもちろん、頭を働かせるエネルギーがありませんので、勉強や仕事に身が入らない、集中力がないなどが起こっても当たり前のことです。朝食は脳に影響を与えることが証明されています。脳を燃料不足にしないためにも朝食は必要なのです。

 

4.朝食は体温を上昇させる。

食事をとると体が温まります。とった栄養素が代謝されるのに熱を発生するからです。体温の上昇とともに脳の温度もわずかに上昇、脳のウォームアップができるのです。脳を活性化し、「やる気」を起こさせてくれます。脳を活発に働かせるためには朝食は欠かせないことです。